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2020年2月24日

[2020.02.24]

新型コロナウイルス感染症は少しずつ感染者が増えており、海外渡航歴や感染者との濃厚接触歴だけではなく、感染経路不明の市中感染が見られています。予想されていたといえばその通りなのですが、このような状況では、また改めて、自分が感染したり、他の人に移したりする注意を払っていかなければなりません。 また私自身も感染に注意して、できる限りの予防を行っています。風邪すらひかないないように注意しています。診療中風邪やアレルギーの咳なのにちょっとでも咳すると心配しますよね。 うがい、手洗いのほかに、休息、睡眠、規則正しい生活、ストレスためない、栄養しっかり取る。ビタミンC、海藻類、長芋、納豆食べて、養命酒のんだりなどなど。。。 さて、最近のクリニック受診状況ですが、定期的に来院されている方の診療は今までどおりで特に混乱なく行っています。しかし、今の時期に多いインフルエンザ感染症を含めた風邪症状のかたは急に少なくなっています。今シーズンはインフルエンザが少ないとはいえ、今は急にほぼゼロの状況になってしまいました。おそらく患者さんが過剰に心配して受診されないこともあると思います。インフルエンザ感染症もいずれ治るといえば治りますが、インフルエンザ感染症の死亡者数はコロナウイルス感染症より圧倒的に多く年間3000人になることもあります。軽く考えてはいけない感染症です。インフルエンザ感染症は以前からおかしいなと思ったら早めの受診と言われてきましたが、発熱以外の重篤な症状がなければ、37.5度以上の発熱後約8時間は経過してからの受診をお勧めします。早めの受診は迅速検査でも陽性にならず、またコロナウイルス感染症との混乱もおきて、はっきりとした診断と治療にむすびつきませんし、また時間がたってから再度受診することになり、その手間とさらには他の人に感染するリスクを高めてしまいます。コロナウイルス感染症と同じように、まずは焦らず発熱後最低8時間は経過を見てください。 風邪症状のある方は、来院時はマスク着用とアルコール消毒もしくは石鹸での手洗いをお願いします。 明日、厚生労働省から新型コロナウイルス感染症の診療指針についての発表があると思います。その結果何か変化があれば、またご連絡いたします。 今後の流行に応じて、診療体制、診察時間、一般外来と感染症の外来を分けるのか、場合によっては薬の処方を早めに行うのか、心疾患以外は聴診なしか、より迅速、スムーズな診療を行えるよう変更する点がでてくる場合には、同様にこのホームページで発信していきます。 最後に、長い時間診察を待つのが心配な方は、状況により薬の処方だけに近い形の診療を検討しますので受付に申し出てください。

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